JRバスの完全ガイド:乗りこなそう!高速バスきっぷの買い方編
らいあん
ローカルな世界を旅しよう
出口って、どこも一緒…!?
約1,400万人が住む日本の首都・東京の玄関口、東京駅。巨大なターミナル駅で新幹線に在来線、地下鉄の各路線が集中していますので、多くの旅行客にとって起点となる大事な駅となります。慣れている地元の人にとってはいろんな乗り換えにとても便利な駅なのですが、広い駅には人もたくさん、ホームも出入り口&改札もたくさんあって、リアルRPGのダンジョン感たっぷりです。JR東京駅に来るのが初めてだと、あっという間に迷子になれそうです。。。
「丸の内」は東京駅の西側、皇居に面したエリアで、東京駅の丸の内駅舎は国の重要文化財に指定されています。駅舎の見どころが多いのに加え、移動に便利な出口が多くあります。この記事を読んで、東京駅の歴史を感じながら、JR東京駅を迷わずスイスイ利用してみましょう!
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丸の内の地上には、北から順に「丸の内北口」「丸の内中央口」「丸の内南口」の3つの出口があります。
次に、駅の外から東京駅丸の内駅舎を見てみましょう。
丸の内側から見る東京駅は、レンガ造りで左右対称の外観です。赤い丸のところに「丸の内中央口」、黄色い丸のところに「丸の内南口」があります。写真には写っていませんが、この左側に「丸の内北口」があります。
ここからは、丸の内にある各出口を北から順に、詳しく見ていきましょう。
「丸の内北口」は天井のデザインがおしゃれ!
丸の内北口は、おしゃれで落ち着いたデザインの天井です。改札を出たら、1914年の東京駅創建当時のデザインを復原した、印象的な八角形の天井が目に飛び込んできます。天井には羽ばたく鷲(わし)と、十二支のレリーフがあしらわれていますので、ぜひ見上げて探してみてください。
丸の内北口から駅舎の外に出ると、すぐ目の前に「北口バス乗り場」があり、田端駅や荒川土手方面、四ツ谷駅方面、錦糸町駅方面に向かうバスへの乗り換えに便利です。ここのバス乗り換えは、改めて他の記事でご紹介します。
丸の内北口改札のすぐ脇に、東京ステーションギャラリーがあります。時期により展示作品が入れ替わり、2階と3階にある展示室はおよそ1時間程度で見ることができる美術館です。入館料や臨時の休館など詳細は東京ステーションギャラリーホームページで確認ください。
待ち時間に余裕ができた時にぜひ!
東京ステーションギャラリーと丸の内北口改札の間に、八重洲側への自由通路があります。この通路は、改札の中に入らずに日本橋口、八重洲側へと最短距離で通り抜けることができ、とても便利です。
丸の内の地上出口のうち、一番大きい丸の内中央口。人通りも多く、とてもにぎやかです。
丸の内中央口を出ると、そこは皇居へとまっすぐに伸びる、幅の広い「行幸通り」。普段は通行止めで、皇室行事など特別な時だけ車が通行します。通りの両側は銀杏並木で、秋の終わりには一面が黄色く色づいてとてもよい景色です。
丸の内中央口改札のすぐ右側に、丸の内地下中央口に向かうエスカレーター、階段(中央通路階段)があります。横須賀線・総武線快速ホームから出発する成田エクスプレス、東京メトロ東京駅(丸の内線)に乗り換える場合は、ここから地下に降りるのが最短ルートです。
地下に向かうエスカレーター、階段のさらに右側に「手荷物一時預かり所」があります。コインロッカーに入らないような大きな荷物、重い荷物がある場合、ここで一時的に荷物を預かってもらえて便利です。
営業時間:午前10:00~午後8:00
一時的に、といっても最長30日間保管してもらえます!
お支払いは現金のみです。注意してくださいね
丸の内南口は、地上出口の中では比較的人通りが少なく、落ち着いた印象です。丸の内南口(画像内の黄色の囲み部分)のすぐ近くに、東京ステーションホテルの正面入口(画像内のオレンジ色の囲み部分)があり、ホテル利用の方はこちらが便利です。
東京ステーションホテルは1915年創業と100年以上の歴史があり、国の重要文化財である東京駅丸の内駅舎内にある唯一のホテルです。推理小説で有名な作家・松本清張さんが代表作「点と線」を書いたのはこのホテルで、東京駅の時刻表を使ったトリックは、このホテルから東京駅のホームを眺めてひらめいたと言われています。
丸の内駅舎を歩いて、東京駅の歴史を感じてみよう!
丸の内南口を出てすぐ目の前、駅前ロータリーに「南口バス乗り場」があります。東京駅から南に向かうバスはここから出発します。東京タワー、東京ビッグサイト、虎ノ門ヒルズ、築地などに向かうバスもあり、地元の人の交通手段としてはもちろん、実は観光にも便利なバス乗り場です。東京駅でのバス利用方法は、改めて他の記事でご紹介します。
どうぞよい旅を!