JR東京駅完全ガイド:迷子にならず利用しよう!日本橋口編
らいあん
ローカルな世界を旅しよう
東京駅からバス!?
約1,400万人が住む日本の首都・東京の玄関口、東京駅。ここは巨大なターミナル駅で新幹線に在来線、地下鉄の各路線が集中していますが、実は鉄道以外にも魅力的な選択肢としてバスがあります。
バスは地域によって乗り方が違うので、旅先で乗るのはちょっと難しいと感じるかもしれません。バスは意外と路線数も本数も比較的多く、東京23区内で多くの目的地に乗り入れていてとても便利です。
そこで、今回は東京駅丸の内でのバス利用を完全ガイド!この記事を読んで、東京23区内でバスを便利に乗りこなしましょう!
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JR東京駅で丸の内から駅舎の外に出ると、左右にバスのりばがあります。左側は丸の内南口を出て目の前にある「丸の内南口バスのりば(1)(2)(3)(7)」、右側は、丸の内北口の目の前にある「丸の内北口のりば(4)(5)(6)」です。各乗り場番号は、下記画像の数字(1)~(7)と合致します。それぞれのバスのりばで利用可能なバス路線の系統番号、行き先は以下の通りです。
丸の内南口バスのりば
(1)都05-2系統、東京ビッグサイト行き
都05-2系統、深夜13有明一丁目行き
(2)都04系統、豊海水産埠頭行き
(3)東98系統、等々力操車場行き、清水行き
(7)都05-1系統、晴海埠頭行き
丸の内北口バスのりば
(4)東22系統、錦糸町行き
(5)都03系統、四ツ谷駅行き
(6)東43系統、荒川土手行き
丸の内南口3番乗り場は「東急バス」、3番以外は「東京都営バス」ののりばだよ
まずは、1番のりばから順に詳しく見ていきましょう。1番のりばは、JR東京駅丸の内南口を出て、道路を挟んだ向かい側になります。下の写真では、手前が2番のりば、奥が1番のりばになります。
ここでは、東京ビッグサイト行きのバスに乗ることができ、平日、土日とも約8~10分おきに1本のバスが運行しておりとても便利です。
この路線の主なバス停をご紹介します。
東京国際フォーラム前:乗車して最初のバス停です。「東京国際フォーラム」のほか、上質な美術品展示で有名な「三菱一号館美術館」もこのバス停の目の前です
数寄屋橋 :ショッピングモール「ルミネ有楽町」、数寄屋橋通りへはここで下車します
銀在四丁目:銀座中心部にバス停があり、「銀座三越」「和光」へ徒歩1分、「歌舞伎座」へ徒歩2分です
築地三丁目:オリエンタルな建築物として有名な「築地本願寺」、鮮度のよいおいしさが集まる「築地場外市場」はこのバス停から徒歩2分です
勝どき駅前:東京名物「もんじゃ焼き」のお店が集まる月島エリアへはこのバス停から徒歩4分です
晴海トリトンスクエア前:クラシックなどでコンサート会場となる「第一生命ホール」は晴海トリトンスクエア内にあり、このバス停の目の前です
新豊洲駅前:東京の食を支える新市場「豊洲市場」へはこのバス停から徒歩12分です
有明テニスの森:センターコート「有明コロシアム」のほか、屋内外の多くのテニスコートがある国内有数のテニス競技施設「有明テニスの森公園」はこのバス停から徒歩1分です
東京ビッグサイト:年間を通して多くのイベントが開催される「東京ビッグサイト」の目の前にある1F中央ターミナルが、この路線の終点です
東京ビッグサイト横にある「有明客船ターミナル」からは浜松町の近くにある「日の出桟橋」に向かう海上バスに乗ることができます。東京湾の景色を楽しみながら、わずか25分で移動できるのでオススメ!
豊海水産埠頭行きのバスも平日、土日とも約8~10分おきにバスが発車しています。
東京駅から勝どき駅前までは1番乗り場から出発するバス(東京ビッグサイト行き)と同じところを走るので、どちらか早く出発する方に乗るとよいでしょう。
丸の内バスのりばで、この3番バスのりばから出発するバスのみ「東急バス」が運行しています。平日朝は10~12分に1本、それ以外は約30分に1本と運行本数が少なめですが、時間に余裕がある場合にはとても便利な路線です。
東京国際フォーラム前:乗車して最初のバス停です。「東京国際フォーラム」のほか、上質な美術品展示で有名な「三菱一号館美術館」もここで下車すると目の前です
日比谷 :日比谷交差点からすぐのところにバス停があり、「日比谷公園」の目の前です
西新橋ニ丁目:「虎ノ門ヒルズ」の目の前にバス停があります
東京タワー :「東京タワー」「増上寺」にはこのバス停から徒歩3分です
白金台五丁目:「国立科学博物館附属自然教育園」「東京都庭園美術館」はこのバス停の目の前です
等々力 :終点の一つ手前にあるこのバス停から「等々力渓谷」まで徒歩10分です
虎ノ門ヒルズや東京タワーに直行できるのはよき!
丸の内南口7番バスのりばは、他のバスのりばから少し離れており、丸の内南口から駅舎を出たら左折してすぐのところにあります。ここから出るバスは晴海埠頭行きで、平日朝は約5~6分おき、それ以外の時間帯は約10分に1本くらいの運行本数があり、とても便利です。
東京駅から晴海トリトンスクエア前バス停までは、1番乗り場から出発するバス(東京ビッグサイト行き)と同じところを走るので、どちらか早く出発する方に乗るとよいでしょう。
このルートの終点である晴海埠頭バス停の前にある「晴海ふ頭公園」は、東京湾、レインボーブリッジを一望できる絶景ポイントだよ
4番のりばでは、錦糸町行きのバスに乗ることができ、平日は約15~20分に1本、土曜日は約20分おきに1本、日曜日は約30分おきに1本のバスが運行しています。このバス路線は日本橋から東陽町まで東京メトロ東西線と同じルートを走り、東陽町から北上して錦糸町に向かいます。
この路線の主なバス停をご紹介します。
日本橋 :ショッピングモールの「コレド日本橋」の目の前にバス停があり、便利です
兜町 :日本経済の中心地である「東京証券取引所」には、このバス停から徒歩4分です
不動尊前:護摩行で知られる「深川不動堂 (成田山東京別院)」にはこのバス停から徒歩3分、骨とう品などの蚤の市開催で知られる「富岡八幡宮(深川八幡)」には徒歩5分です
5番のりばからは、東京駅から日比谷、半蔵門を経由して四ツ谷駅に向かうバス路線があります。しかし、あいにく平日に1日4本運行するのみと運行本数が少なく、土日の運行はありません。
JR東京駅から四ツ谷駅に向かうには、JR中央線を利用しよう
6番のりばでは、荒川土手行きのバスを利用できます。
この路線の主なバス停をご紹介します。
駿河台下 :このバス停で降り、靖国通りを駿河台下交差点から西へ向かうと、日本一の規模と言われる神保町の古本書店街があります
御茶ノ水駅前:「湯島聖堂」「神田明神」への最寄りバス停です
東大赤門前:東京大学の「赤門」は、江戸時代の元加賀藩上屋敷の表御門が移設されたもので、国の重要文化財に指定されています。赤門は、このバス停のほぼ目の前にあります
荒川土手行きのバスは、あいにく平日、土日とも、日中は約30分に1本程度の運行です
どうぞよい旅を!